冷え性改善のお風呂の入り方
冷え性と一言で言っても、
人それぞれで、色々な種類の冷え性のタイプがありますよね!
冷え性の原因として考えられるのは、3つ。
≪冷えを感じる原因≫
- 体で熱が作れない。
- 体から熱が逃げやすい。
- 体の熱を全身に運べない。
さらに最近では、こういった体が原因(身体的要因)だけでなく、ストレス(精神的要因)が原因で脳が冷えているということが分かったのだとか。。。
これが通称『心の冷え性』。。。
これは治りにくい冷え性で、現代のストレス社会で急増しているちょっとやっかいな冷え性なのだとか。。。
冷え性改善のためにかなり努力しているが治らないって方は、もしかしら『心の冷え性』なのかも知れません。。。
※詳しくはこちらに書いてます。
→冷え性の種類あなたはどれ? 心の冷え性チェック
これら冷え性の原因を見ると、いろいろな冷え性のタイプに対して改善するアプローチはそれぞれ違うと思うんですが、全ての冷え性に有効な冷え性改善の入浴法があるんです^^
心も体も温まる万能入浴法
全ての冷え性に効果がある万能入浴法で、北里大学東洋医学総合研究所 漢方鍼灸治療センター
副センター長:伊藤剛先生が開発しました。
≪万能入浴法≫
- お湯は40~42度、ちょっと熱いと感じる温度に。
- 入浴時間は10分!
- 最初の5分、首までつかる。残りの5分、胸元を出す。
≪検証結果≫
日頃から冷え症に悩む女性を数人集めて、この万能入浴法を試す前と入浴後の体温や脳の温度などをしっかり測定した結果、
2度~4度ほどみんな上昇しました!
が。。。。
1時間後には1度も下がってしまいました・・・・
なので改めて考案されたのが、いつまでもぽかぽかが続く、『ストレッチ入浴法』を開発!
ぽかぽか持続の万能+ストレッチ入浴法
万能入浴法に今度はごくごく簡単なストレッチをプラスした入浴法です!
≪万能+ストレッチ入浴法≫
- お湯は40~42度、ちょっと熱いと感じる温度に。
- 入浴まず2分間、バスタブを枕に首までつかる。
- 上半身のストレッチ:
両肘を後ろに突っ張り胸を張る。
この状態で左右の肩甲骨をくっつけるような意識で
思いっきり力を入れて背筋を伸ばして5つ数える。
※これを2回行う。 - 入浴後、5分たったら胸元まで出す。
座禅のように足を組む。
足の指先を手で握って、引き寄せるように足指を伸ばす。
5つ数えたら手を離し、足を伸ばす。
足を伸ばした状態で20~30秒ほど休む
※これを2~3回行う - 終わったら、10分間経つまでゆっくりとつかる。
≪検証結果≫
入浴後1時間たった体温が、
ストレッチ無しの入浴後は-1.1度低下だったのに対し、
ストレッチ有りの入浴後は-0.1度だけの低下でした。
これで布団に入るまでぽっかぽかを維持できて、体が冷えている時間を短縮できるので、冷え症改善に役立ちますね!
※ポイント!
どちらの入浴法も、10分間は湯船につかっていることが大切!
入浴後4分くらいに体温を測ってもまだ温もっていないことが分かったので!
冷え性改善入浴法のQ&A
Q:半身浴やシャワーに温浴効果は?
A:シャワーだけでは体の奥まで温まらない。
Q:半身浴ではダメなの?
A:冬場の半身浴は周囲の温度によって体が冷やされるので、全身が温まらない場合がある。
Q:温泉地などにある足湯の効果は?
A:足湯は服を着こんで行うので体温が逃げず、効果がある。
私の冷え性改善体験の中からいうと、毎日お風呂で湯船につかる習慣に変えてから、靴下無しで寝れるようになり、平熱がアップしました!
なので、この入浴法はまだ試してませんが、続けることで冷え性改善に効果あると思います^^
この入浴法の情報は
「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」(2010年12月7日放送)の『長引く「冷え症」の原因を徹底解明!』より。