間違った化粧品の使い方は肌トラブルの元!トラブルにならない正しい使い方
普段何気なく使っている化粧品。
実はそれが原因で、かゆみや腫れ、目のふちが赤くなったりなど肌トラブルになることがあるんです。
最近、大手化粧品会社が自主回収していることで話題になっていますね。
なので、使う前に化粧品の成分を知っておくことが大切ですが、必ずしも化粧品に悪い成分が入っているからトラブルになるとは限りません。
良い成分ばかり入っている化粧品であっても、強くすりこんでいたり、たくさん量を使いすぎていたりなど、そういう使い方が悪いがために肌トラブルを引き起こしてしまうケースがあるんです。
また、長年使っている愛用の化粧品であっても、使っているうちにいつの間にかトラブルに繋がっていることもあります。
いつも使っている化粧品がまさかトラブルを起こしているとは思いませんよね^^;
長年かけてダメージを蓄積しているんです。
なので、どんなに良い化粧品でも、使い方次第で肌トラブルになる可能性があるわけです><
特に気をつけたいのは、クレンジングと美白化粧品。
NHKの「あさイチ」で、肌トラブルにならないための正しい使い方が紹介されていました。
クレンジングの基本的な使い方
最近の女性は忙しいので、サッと簡単にメイクを落としたい方も多いと思います。
そんな要望から出てきたのが簡単クレンジングを謳うクレンジングオイル。
手軽なのに日焼け止めやマスカラ、汚れ落としに抜群の効果を発揮するクレンジングオイルは洗浄力が強いので、間違った使い方を続けているとお肌を刺激してしまいます。
間違った使い方
クレンジングオイルでよくありがちな間違った使い方は、肌が動くほど押さえたりこすったりするやり方。
実は、肌が動くようなものは刺激として強すぎるんです><
このようなやり方を続けると、使い始めた頃は効果的でも、刺激を長年かけて蓄積し続けて肌が炎症を起こすトラブルの元になります。
正しいやり方
正しいやり方は、肌の表面を優しく滑らすようにすることがポイントです。
中指一つで優しく塗っているような感じですね^^
そもそもオイルクレンジングは、ゴシゴシしないとメイクが落ちない気がしてしまいがちですが、クレンジングの段階ではメイクを完璧に落とさなくても良いのです。
クレンジングは、浮かせることを目的としていますから、ここでは5~6割くらい落ちていればOKとします。
ダブル洗顔で、2度目に石鹸で顔を洗う時に最後まで落とします。
もちろんここでもこすったりせずに、泡で落としましょう^^
美白化粧品の正しい使い方
シミを作り出す悪いものとして扱われがちなメラニン。
実はこれは、紫外線から皮膚がんにならないように作られるもので、体を守るための大切な防御反応なんです。
美白化粧品は、そんな自然の防御反応を邪魔していることになります。
美白化粧品はシミを消してくれる便利で良いものですが、その反面、普通の化粧品と比べてトラブルになりやすいので、使い方に気配りが必要です。
間違った使い方
間違った使い方は、奥へ奥へと押し込むような使い方。
成分を浸透させたい気持ちはわかりますが、力で押しこんでも効果はありません。
それどころかほお骨など下の骨に当たりますので、逆にこのあたりにシミになりやすい原因を作ってしまいます。
また、ほお骨の高い部分は、皮膚が薄くなっていて弱い場所です。
ここでもついつい押さえこんだり、トントン叩いたりしてしまいがちですが、こういう刺激もメラニンを増やします。
もしほお骨やその上あたりにシミが出来やすい人は、自分に合う化粧品を探す前に、自分の化粧品の使い方を見直してみるとよいですね^^
必ずしも紫外線だけが原因でシミが増えるのではないんです。
正しい使い方
美白化粧品を塗る時は、優しく塗り広げるのがポイントです。
より効果を出したい時は、押しこんだり、大量に使ったりせずに軽く抑える事が大切です。
成分を浸透させようとすると、どうしてもたっぷり量を使ったり、力強く押してしまいがちですが、それは刺激になります。
量も化粧品の説明通り守った方がよいですね^^
ちょっとしたことですが、せっかく効果的な化粧品も、正しい使い方で使わないとマイナスですので、正しい使い方を意識して使うようにしましょう^^
夏は紫外線の影響で、お肌が乾燥したり傷んだりしていますので1年の中でも化粧品のトラブルが起きやすい季節です。
さらに、お肌に塗った化粧品が紫外線と反応を起こしてかぶれを起こす場合もあります。
普段使っていて大丈夫でも、夏場に使ったらかぶれるケースもあるほどです。
長年の蓄積で出てくる肌トラブルは微妙なことで気づかない場合もありますが、少しでも異常を感じたら、まずは使っている化粧品の使用を止めてみた方がよいかもしれません^^